本命卦の算出方法と吉凶方位

★本命卦の算出方法（部屋の配置（間取り）の吉方位）
以下の方法で算出します。
性別によって、算出方法がかわりますので注意してください。
例）1975年生まれの場合
(1)生まれ年のそれぞれの位にある数字を足す
1+9+7+5=22

(2)2つの位にある数字を足す
2+2=4

・女性の場合
(3)(2)で出した数字に4を足す
4+4=8

[8]は、艮（ごん）となります。

※ここで、10以上の数字の場合は、さらに9を引きます。
（10になった場合:10-9=1）

[1]=坎（かん）
[2]=坤（こん）
[3]=震（しん）
[4]=巽（そん）
[5]=艮（ごん）
[6]=乾（けん）
[7]=兌（だ）
[8]=艮（ごん）
[9]=離（り）

・男性の場合
(3)11から(2)で出した数字を引く
11-4=7

※ここで、10以上の数字の場合は、さらに9を引きます。
（10になった場合:10-9=1）

[7]は、兌（だ）になります。

[1]=坎（かん）
[2]=坤（こん）
[3]=震（しん）
[4]=巽（そん）
[5]=坤（こん）
[6]=乾（けん）
[7]=兌（だ）
[8]=艮（ごん）
[9]=離（り）

★あなたの吉凶方位
本命卦に基づいた、あなたにとってラッキーな方位（吉方位）を知る。
自分の凶方位も把握し、普段からこれらを意識することにより。
あなたの行動は最適化され、良い運気を引き寄せることができるでしょう。

この吉凶方位は、一生変わりません。
もちろん、時間の流れによって変わっていく吉凶方位もありますが。
ここで覚えていただくものは、すべての基本です。

風水では、方位は八等分され、そのうち四つが吉方位、四つが凶方位となります。

それは、２グループに分かれます。
東側に吉方位が集まったグループ（東四命）と西側に吉方位が集まったグループ（西四命）です。

★東四命吉凶方位盤

1.坎（かん）が本命卦の方	3.震（しん）が本命卦の方
4.巽（そん）が本命卦の方	9.離（り）が本命卦の方

★西四命吉凶方位盤

8.艮（ごん）が本命卦の方	2.坤（こん）が本命卦の方
7.兌（だ）が本命卦の方	6.乾（けん）が本命卦の方

★吉方位の意味
・生気（最大吉）「活力の方位」
生命エネルギーが増大し、パワーも増幅される方位。
心身ともに気力が充実して、前向きな気持ちになれます。
活気に満ち、自信にあふれ、何事に対しても積極的になれる方位です。
生命力、活気、発展、積極、活発、前進、創造などの意味がある。
ただし、マイナスエネルギーを強めると言われ。
病を患っている人には適しません。
今の自分を根本から変えたい時。
「ここぞ」という時にこの方位を使用すると良いでしょう。
覇気に満ち指導力もつき幅広い人脈に恵まれます。
周りからの注目を受けることも可能です。
また、性欲を高める効果もあり。
子宝に恵まれたい人には強い見方になってくれます。
異性運も上昇します。
ただし、浮気性になる可能性もあるので注意が必要です。
※生命力をアップさせる、最強の方位です。

・天医（大吉方位）「癒やしの方位」
その名の通り、健康増進の方位です。
体調が良くない人は、この方位が大事です。
「快眠、快食、快便」の健康三大原則が習慣化されるようになります。
寝る場所や方位を変えるだけでも、気の流れが変わり。
健康を維持できます。
病気やケガの回復にも、大きなパワーを発揮します。
体だけでなく、心のトラブルも解消して、精神的にも安定してきます。
ストレス解消にも役立ち。
悩みやトラブルを抱えている場合は解決策を見出せるようになるでしょう。
華やかさには欠けますが。
地道に努力してきたことは必ず身を結びます。
思わぬ支援者に恵まれたりするかもしれません。
※協力者に出会えたりして、後々の大きな成果への準備が出来る方位です。

・延年（中吉方位）「継続の方位」
キーワードは「和合」です。
物事が持続し、調和の方向に働きかける方位です。
和合、成婚、協調、中富の意味があります。
人間関係が円滑になる方位です。
恋愛運、結婚運を高める基本方位です。
倦怠期のご夫婦や恋人。
会社や学校で人間関係が上手くいかない時に使用すると良い。
相手の立場を理解することができ、協調性が養われます。
また、自分勝手にならず。
常に相手の心が読めるようになるのもこの方位の特徴です。
理論的な思考力もつき、衝動的にならず、物事の処理も早くなります。
飽き性の性格の方は、この方位を使うことで持続性もつくようになっていきます。
物事に対して粘り強く、努力できるようになります。
困難にぶつかっても楽天的に考えられるようになるでしょう。
金運、仕事運、恋愛運などあらゆる運気に継続的に力を貸してくれるでしょう。
※調和の方位であり、恋愛運、結婚運、友情運がアップします。

・伏位（小吉方位）「充電の方位」
各本命卦の定方位になります。
運気が無風状態になるので積極的になるよりも受身でいたほうがいいでしょう。
夢や目標に向けて力を蓄える事。
また、家族の絆を強くする効果もあります。
夫婦や親子、嫁姑との関係を改善したいときなどに適しています。
堅実な金銭感覚が身につく方位でもあります。
自分自身の原点に戻るという意味があります。
自分を見失った時、間違った方向に行こうとしますが。
そんな時は、この方位を用いて、冷静に振り返る事が必要です。
また、反省という意味もあり。
本音と言葉が違い相手を傷つけてしまった場合。
後で後悔してしまうのも誰しも経験されたことでしょう。
性欲を抑える方位でもありますので、浮気の抑止にも効果的です。
※自らの基本に戻り、冷静さを保つことができる方位です。

★凶方位の意味
・絶命（最大凶方位）「死の方位」
活力、生命力が減退し、障害が多く、混乱を引き起こす方位です。
物事の生命線を絶つような凶運に見舞われることが多くなります。
災難、誤解、疑い、孤立に注意が必要です。
原因不明の病気、思わぬ事故や事件に巻き込まれたり。
暗い気分になったり。
人を信じられず、孤立することも。
健康面でもトラブルが生まれやすく。
病気やケガが長引いてしまう可能性もあります。
精神的混乱を招く場でもあります。
重い病気やうつ状態の人は、この方位で寝ない方が良いでしょう。
いずれにしてもすべてにおいて自己コントロールがきかなくなります。
特に、玄関や寝室は避けましょう。
「憂鬱、失望、矛盾」を内に呼び込む最悪の方位となります。
人一倍努力しているのに報われない。
心がいつも晴れない。
短気で神経質である。
人に裏切られることが多い。
お金に絶えず苦労する。
周りに理解されず、誤解、中傷を受けて孤立してしまうなど。
やることなすことうまく行かない場合、この方位の影響下にある場合が多いです。
また、深刻な体調不良やうつ状態の人には、絶命の方位で寝ている人が多く見受けられます。
※人間の生命力を弱め、あらゆる混乱を引き起こす方位です。

・五鬼（大凶方位）「霊魂の方位」
基本的に祖先（死者）の霊が集まりやすい場所です。
故人のために使うのが適しています。
トラブルを招きやすく。
病にも注意が必要な大凶方位です。
争いごとには特に注意が必要。
気が高ぶり、怒っり、いらだちが多く不満が募りやすい。
批判的で攻撃的になることもある。
対人面でのトラブルを起こしやすく、信頼を失う危険性もあります。
すべての面において損ばかりするようになります。
自暴自棄になってしまうこともあるでしょう。
その名の通り、「激怒、反抗、喧嘩」の意味があり、気をたかぶらせる方位です。
人を妬み、また人を傷つけてしまう行動や言動を、無意識の内にしてしまう可能性があります。
また、被害者意識にとらわれて、後先を考える思考力もなくなることもあります。
※凶暴性を高める方位ですので、家庭内暴力などにも気をつけましょう。

・六殺（中凶方位）「停滞の方位」
物事に対して不平不満が募るようになるでしょう。
自分の欲望が抑えきれない上に嫉妬心も高まります。
周囲とのトラブルも増えるかもしれません。
不眠に悩まされることも多くなり。
集中力の低下、日常生活の中で小さなミスが多くなるので注意が必要です。
感性もやや鈍くなります。
人からいい加減なヤツと思われるようになります。
自制心が弱まるので、各種の依存症や、不倫問題を引き起こしがちです。
また、自律神経のバランスが崩れることにより。
不安定で落ち着かなくなる方位です。
不眠症や不安感に悩まされることもあります。
※つまらない凡ミスや、男女関係のトラブルを強めてしまう方位です。

・禍害（小凶方位）「不安の方位」
周囲からのトラブルが増えます。
人からだまされたり、誤解を受けたりすることもあるでしょう。
家族や友人のトラブルに巻き込まれることも。
生活習慣が乱れやすく、体調管理がきちんとできなくなります。
病気やケガなどしやすく、健康運も低下していきます。
人や雑事に振り回され、利用されるという意味があります。
知らぬ間に心身が疲れてくるようになり。
食欲減退の気（胃腸系の病）を呼び込むことになります。
自分に自信がなくなり、消極的な気持ちになります。
「めんどくさい」という気持になり、行動が遅くなるのもこの方位の特徴といえます。
※だらだらと、だんだん悪い方へ向かっていく方位です。